このままではダメ。自分をなんとかして変えたい!
そう思っている人も少なくないでしょう。
自分を変えようと人当たりを良くしようと自分を抑えてしまってかえってストレスがたまってしまったり、長くは続かないということもあると思います。
この記事では自分を変えるために必要な心構えと自分を変えるために役立つ方法を紹介します。
自分を変えるために必要なこととは
他人に変わってもらうことに期待するのではなく、自分が変わる。
よく耳にするフレーズではないかと思います。
言葉にすると非常に簡単に聞こえますが具体的にどのような方法でどういう意識で変われば良いのかということを語られることは少ないと感じています。
自分を変えるためにはその方法よりももっと大事なことがあります。
それは「自分の大切な価値観は何かを知っておく」ということ。そして「ありのままの自分を受け入れる」ということの2つです。
なぜ自分自身の大切な価値観を理解する必要があるのか
自分自身の大切な価値観は基本的に不変のものです。
静かな部屋で一人で過ごす時間が何よりも大切という人もいれば、友達や家族とワイワイしながらにぎやかに過ごすことが何よりもかけがえのない時間という人もいます。
これは人それぞれが持つ価値観の違いです。
自分が持っている不変の価値観に沿って生きるということが最も幸福に生きる術です。
つまり自分を変えるというのは自分の価値観を知り、それに近づくために何をするかということになります。
自分の価値観を理解し、現状の自分自身を受け入れる
自分を変える方法として、自分自身が持つ大切な価値観を知ることと並んで重要なことが自分自身を認め、受け入れることです。
きっと誰しもが自分の理想とする価値観と今の生活や自分自身とのギャップを感じる部分があると思います。
例えば身体的にも時間的にも自由でありたいという価値観を大切にしている人がいたとします。求めているのは身体的・時間的自由であっても毎朝同じ時間に起きて会社へ行かなければならないという現実があります。
こうした理想と現実のギャップを認識するということが重要です。
この理想と現実のギャップを認識することで自分の成長の余地を認識することができますし、成長の方向性を再確認することができます。
自分自身を受け入れることができて初めて他人を受け入れられる
自分自身を受け入れることのもう一つの大切な要素は自分自身を受け入れることで初めて他人を受け入れられるようになるということです。
自分が大切にする価値観とそのギャップを理解すると他者が持つ価値観であったり、自分の価値観と他人の価値観との違いが見えてくるようになります。
自分の価値観を他人にとやかく言われるのは面白くないですよね。
自分の大切な価値観を理解することで同様に他者が大切にしている価値観も尊重することができるようになります。
生きていく上でのストレスの8割は対人関係のストレスが原因と言われています。
他者を尊重することが出来るようになるというのは生きていく上でのストレス軽減にもとても役に立つことです。
そして、他者を尊重出来る人は他者からも尊重される存在になります。
自分を変えるというのは自分を受け入れ、他者を尊重できること
自分を変えることの本質というのは自分のことを受け入れ、他者のことも尊重できることです。
自分の大切にしている価値観に近づく努力をしていくことは人生を有意義に過ごすために欠かせないことです。
そして、他者を尊重することは他者と適度な距離感を保つことに非常に重要な要素となります。
現状に満足していないからこそ自分を変えたいと考えていると思います。
その本質は自分のありたい方向への成長とは何か、そして周りの人とどういった距離感で接していくかを探っている状態です。
自分を変えるために役立つ具体的な方法はこれから紹介します。
ただ、自分を変える目的はしっかり理解しておいてくださいね。
自分を変えるために役立つ2つの方法
繰り返しになりますが、自分を変えるためにはまず自分自身が持っている大切な価値観(=自己認識力)は何かを知ることが重要です。
表面的に何を求めるかではなく、自分がこれまで心地良いと感じてきたものや、自分の性格を踏まえての根本的な価値観を探り、見つけていくことが重要です。
質問に答えて自分の価値観を見つける方法
ノートとペンさえあれば誰でもどこでも出来る方法です。
自分のことに関する質問に答えていくことで普段意識していなかった自分の傾向や考え方などに気づくことができます。
そこから自分自身が持っている価値観を導き出す方法です。
非常にシンプルですがシンプルゆえに誰にでも当てはまる方法の一つです。
自分の価値観を見つけるための質問の内容はこちらの記事をご覧ください。
ジャーナリングによる方法
自分を変える方法としてジャーナリングも有効です。
ジャーナリングは書く瞑想とも言われる手法で、その時感じていることを感じたままにノートに書いていくというシンプルなものです。
タイマーで5分セットしてその間は書き続けるスタイルで行うことがおすすめ。
5分経ったら内容を読み返してみて自分が何に喜び、何にストレスを感じているかを探していきます。
自分を変える方法として活用するには、この読み返してあぶり出される内容が重要です。
1回のジャーナリングだけではすべてが見えてこないと思います。
1週間から10日間くらい続けてみてその内容から自分が大切にしている価値観やそのギャップを見つけ出していく方法がいいでしょう。
ジャーナリングについての詳しい解説はこちらの記事もご覧ください。
自分を変える方法についてのまとめ
今日から自分を劇的に変える方法、それは自分自身の価値観を理解することです。
自分自身が大切にしているものを理解することで本当に自分がやりたいことに集中することができます。
そしてありのままの自分を受け入れることで、成長の方向性や前向きなマインドが得られます。
また、自分自身を受け入れられれば、家族や同僚などの他者との価値観の違いを受け入れられます。他者を尊重することが出来るようになれば対人ストレスを大きく減らすことができます。
無理をして習慣を変えようとしたり、他者との関わり方を変えようとする方法は長くは続きませんし、自分自身のストレスとなります。
自分を変えるためには自分自身を理解していくことが最も大切です。
自分自身に向き合う時間を作って、紹介した質問に答える方法やジャーナリングを使って自分の価値観に向き合うところから始めてみてくださいね。
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