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自分が嫌いすぎて苦しかった私が立ち直るために学んだこと

自己認識

どうも、ゴリ先生です。今回はゴリ先生自身の昔話をしたいと思います。
かつての私は「自分が嫌い」でした。すごく嫌いでした。

ゴリ先生
ゴリ先生

一応過去形にしてますが、今も上手く付き合っている感じです。

世の中にはおそらく「自分が嫌い」という人は少なからずいるんだろうと思います。あくまでも自分の実体験に過ぎませんが、誰かのお役に立てたら嬉しいと思い、それなりに立ち直るまでを振り返ってみたいと思います。

コンプレックスとトラウマの塊だった

自分は子どものころから容姿にコンプレックスを持っていました。

親はそんな私を「かわいい、かわいい」と育ててくれましたが、自分自身は何かと容姿で笑われる経験をしていてイヤだった思い出が残っています。

小学校の卒業式に6年間の思い出としてスライドが投影されたのですが、一番の盛り上がりは私が写った写真。

スライドが投影された瞬間に「ドッ」と会場が笑いに包まれたのは今でも鮮明に覚えています。

子どもらしいシルエットで確かに笑える写真だったと思いますが、笑われるのが嬉しいわけではなく、一人いやな気持ちになったのを覚えています。

それでも、人並みに友達はいましたし、それなりに楽しく子ども時代を送っていたと思います。

中学時代のいじめ経験

中学に入ると運動部に入り、競技に熱中しました。

上手くはありませんでしたが練習が楽しく、どうやったら上手くなれるかを考えて自分なりに一生懸命でした。

そんな中でのいきなりの同級生からのいじめ。

部活に行っても無視され、二人ペアでの練習は最後までペアが見つからないという状態でした。

今でもなぜ仲の良かった友達がそうしたのかはわかりません。

ゴリ先生
ゴリ先生

もちろん今では1ミリの付き合いもありません。

幸いにして、3ヵ月ほどでなんとなく無視することも自然消滅して、以前のような関係に戻りましたが、私の心は穏やかではありませんでした。

人って怖いな、人ってイヤだなと意識したのはこれが引き金になっているんだと思います。

うっすらとした希死念慮

それ以降はいじめのような直接的な悪意を向けられた経験はなく、高校以降もそれなりに楽しく過ごしていました。

ただ、コンプレックスといじめの件が心のどこかに残っているのか、ネガティブ思考が強く、自分に自信が持てずに常にモヤモヤとしたものを心のどこかに抱えていました。

社会に出てからも、モヤモヤは消えずいつも漠然とした不安を抱え、「いっそ消えてしまいたい」という思いを抱いていたと思います。

ゴリ先生
ゴリ先生

今ではある程度コントロールが出来るようになったとはいえ、心の奥底にはまだその気持ちはどこかに残っています。

「自分が嫌い」な状態から立ち直るまでに学んだこと

うっすらとした希死念慮を抱えつつも、どこかで「もっと充実した、生きがいのある人生にするにはどうしたらいいんだろう?」と道を探し続けていました。

特に自己啓発系の本はたくさん読み、自分のやりたいこととは何か、自分の本当の欲求を知るためにはどうしたらよいのかといった内容の本はかなり読んだと思います。

その中で「自分が嫌い」という状態から立ち直るために3つのことを学びました。

何よりも自分を受け入れることが大事

自己啓発本を読み漁っていた頃は、自分のやりたいこと、小手先の自分の気持ちを上げるテクニックなんかを必死に習得しようとしていました。

その中で「Insight」という本と出会って、自己認識についてを知り、最も衝撃を受けたのが現状に満足しているかどうかはともかくとして今の自分を受け入れることが大事という思考でした。

現状に満足しているかどうかはともかくとして、という部分がポイントだと思っています。

今はまだ満足できていなくてもそれは様々な要因があってそうなってしまっているだけで、変えられない過去をいくら考えても仕方がない、満足をしていない部分を含めて「自分は満足していないんだな」と受け入れることで気持ちがスッと楽になりました。

自己認識についてはこちらの記事で詳しく解説しています。興味のある方はどうぞ。

気持ちを書きなぐる「ジャーナリング」

私は自分の気持ちを人に話すのが苦手なタイプです。
だから悩みも一人で抱え込みやすい傾向があります。

日々のモヤモヤしたことや過去に言われて怒りを感じたことを思い出しては落ち込んでいました。

こうした感情とうまく付き合い、自分の心を安定させる方法として「ジャーナリング」を行っています。

ジャーナリングは書く瞑想と言われる方法で、ノートにその時の気分を好きなように書きなぐるというシンプルなものです。

普段から文字を書くことが嫌いではなかったこともあって、ジャーナリングノートにその時の感情(いい気分のときも、嫌な気分のときも)を思うままに書いてみました。

すると、書いたことによって気持ちが楽になっていることに気づいたのです。

ゴリ先生
ゴリ先生

人によっては相談相手がいて、話すことで気持ちを落ち着ける人もいるんでしょう。
私はボッチなので、ノート相手に相談してたイメージ(笑)

ジャーナリングのやり方についての詳しい記事はこちらにありますので、参考にどうぞ。

ジャーナリングはノートとペンさえあればできるので、おすすめです。

こうありたい自分は常に変化していく意識をもつ

自分の意識は変化していいと理解するまで、私はブレてはいけないと思っていました。

みんな自分をしっかり持っていて、途中で曲げることなんてしないのだと勝手に思い込んていました。

「Insight」の中で自己認識を高めることとは、常に自分を理解し続けるように努めることと書かれていて、変化してはいけない呪縛から離れられました。

私にはゼロか百かという思考の癖があるのかもしれません。

その思考の癖に気づけたこと、常にアップデートしていけばいいという視点が得られたことで、今はまだふわふわした「ありたい自分像」であってもそれでいいんだと気が楽になりました。

常にアップデートを心がけて、途中で曲げるのではなく、今よりいい方向に変化していっているという捉え方を学ぶことで、柔軟な変化ができるようになり、自分の感情も揺さぶられることが少なくなったと思います。

まとめ

今、私は平穏でまったく感情の波が無いかと言われればそうではありません。
昔と同じように悩むこともあるし、気持ちが落ち込むことも、怒りを感じることもあります。

ただ一つ違うのは、悩んだ時や落ち込んだ時や怒った時にグズグズと悩む時間が短くなり、うっすらとした希死念慮も感じにくくなっているということ。

過去の後悔も消えませんし、現状への不満も消えているわけではありません。きっとこの感情とは一生モノの付き合いになるんだろうなぁ。と思っています。

今は考え方を変えることで上手く付き合っている状態です。

これを立ち直ったと認めてもらえるかは微妙なところもありますが、自分の中では十分立ち直ったと思えています。

この状態を受け入れ、この状態から何をしたいのかという意識を持つことがこれから先の自分を変えていける唯一の方法だと信じています。

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