どうも、ゴリ先生です。
心に不安を抱えていたり、自分にとって大きなイベントがあって緊張するのを何とかしたいと思うことありますよね。
そんな時はてのひらに人の字を書いて飲み込むんだZE!
という話ではなくて、心理カウンセラーである私、ゴリ先生も実践している心を落ち着かせる方法をご紹介します!
心を落ち着かせるために必要なこと
視野狭窄状態になっていないかのチェック
人は不安や緊張で感情が揺れると、周りが見えなくなりやすくなり、考えも決めつけてしまう性質があります。
考え事をしながら歩いているときに周りの景色が見えず、人とぶつかってしまったり、急に目の前に障害物が出てきて驚いたことはありませんか?
普通にしていれば見えているものがストレスや不安の影響を受けて実際の視野も狭くなってしまうことがあります。
心も同様に、確かな証拠があるわけではないのに、「絶対に〇〇だ」と決めつけてしまい心の視野が狭くなってしまうことが研究からもわかっています。
心を落ち着かせるにはこの視野狭窄の状態をまずは改善する必要があります。
この視野狭窄状態は自分で気づきにくいことが厄介なので、意識的に自分を客観視して視野狭窄になっていないかチェックします。
自分一人で抱え込みすぎない
心理カウンセラーをしていて感じるのは人に相談することに抵抗のある人が想像以上に多いということ。
かくいう自分も「こんなことで相談して良いのかな…?」「こんなこと話したら重いかな…?」と思ってなかなかできないですが…
自分一人で問題を抱え込みすぎると、視野狭窄になりどんどんと悩みが大きくなって感情が不安定になりやすいです。
カウンセリングに訪れる人はやはり相談することに抵抗意識があるという人が多く、自分だけではどうしようもなくなってしまって思い悩んだ末にカウンセリングに来たという人がほとんど。
もっと気軽にカウンセリングを利用してくれたら、ここまで苦しまなくても済んだかもしれないのに…と思うことがよくあります。
カウンセラー相手ではなくても、家族や友人にちょっとした悩みを愚痴のように吐き出すだけでも心は随分軽くなるものです。
そして、思い切って相談してみると相手は頼られた感じで意外と悪い気がしないということも多いです。
自分一人で抱え込みすぎないように意識することは心を落ち着かせることにもとても大事なことだと思います。
心理カウンセラーもやっている心を落ち着かせる方法
ここからは具体的に心理カウンセラーである私、ゴリ先生も実際にやっている心を落ち着かせるための方法を紹介します。
不安な気持ちは「ノートに書き出す」
日常生活の中で不安を感じるシーンはたくさんありますよね。
- 仕事で大きなプレゼンがあってうまくできるか不安…
- 部活で試合のメンバーに選ばれるか不安…
- 子供の成長を同年代の他の子と比べてしまって不安…
など、それぞれ人は不安を抱えながら生きています。
こうした不安で自分の感情が揺れているな、揺れそうだなと感じた時、私はノートを開いて今の気持ちをそのまま書きなぐります。
ノートに書き出しているうちに自分の不安に思っているものが明確になり、自分は〇〇で悩んでいるんだなと客観的にも考えやすくなります。
この方法をジャーナリングと言います。
ジャーナリングの効果ややり方はこちらの記事でも紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
自分に共感する
人は悩み相談で一番求めているものは「共感」です。
共感されることで、自分の悩みをわかってもらえているんだ、受け入れられているんだと安心することができ、心が楽になります。
その一方で、自分に共感することはびっくりするほど苦手だったりします。
- こんなことで悩んでばかりいられない!
- 他の人はもっと頑張っているのに自分はだらしない!
とか考えちゃったことありませんか?
人に悩み相談をしたときにこんなありがたいアドバイスをいただいたら気持ちも萎え萎えですよね。でも自分には平気でしちゃったりするんです。
だから意識して自分自身で「悩んでるんだね。」とか「頑張っているけど、結果が出なくて苦しいんだね。」と自分自身に共感するんです。
自分自身を認めずに受け入れられない人は結構いますし、無意識にそうなってしまうことがほとんどです。無自覚に自分を追い込むことを自分自身でしてしまっているのです。
ジャーナリングで自分自身の悩みが明確になったら、共感してあげましょう。
これだけでも心が楽になって落ち着く時間を実感ができますよ。
「自分はできる。」と声に出していう
言葉の力は凄まじいものがあります。
日本には「言霊」という言葉がありますが、言霊とは口に出した言葉が実際に現実に影響するものであり、日本人には馴染み深いものです。
試験前に「滑る」を縁起が悪いから使わないというのも一種の言霊ですね!
科学的にも言葉の力は研究から立証されていて、言葉を発することで記憶に影響を与えて記憶が行動や意識に影響を与えることで言葉に発したことが現実の行動にも結びつくことが様々な実験からもわかっています。
この効果を利用しない手は無いので私は不安になりそうなときはボソボソと独り言を言います。
「自分は〇〇できる」
「自分はもっと良くなる」
と自己暗示のように唱えます。
こうすることで無意識に記憶に刻まれ、いざという時に根拠の無い自信で乗り切れるという経験をいくつもしています。
ブツブツ独り言を唱えるのはちょっと気色悪いので一人の時にネ!
考え方は引き寄せの法則にも似ています。引き寄せの法則も一部は脳科学的に証明されていることが応用されているものですよ!
他にも、前向きになる言葉を自分にたくさんインプットするのもいいでしょう。
前向きになれる言葉を厳選した記事もありますので参考にしてくださいね!
人に相談する
カウンセラーなのに自分で解決しないんかい!
と言われてしまいそうですが、カウンセラーだからこそ人に相談することで得られる効果をわかっているから敢えて相談します。
一人で考えてもどうしたら良いか全然わからないという経験は誰にでもありますよね。
でも、実際に口に出して話すことで新たに気づくことってたくさんあるんです。
心理カウンセラーの役割というのは相談者に話してもらってそこから気づきを得てもらうことのお手伝いなんです。
だから、自分の気づかなかったことに改めて気づくために相談するわけです。
それくらい人に話すというのは効果があることなんです。
寝る
何の解決になるんだ!?
と思われる人もいるでしょう。
でも、昨日は悩んでいたことも一晩経ってみると「あれ?案外なんとも無いな。」という経験ありませんか?
ラブレターを書いたら一晩寝かせろという格言(?)もありますが、あれもテンションが高くある意味で、視野狭窄状態だった時に書いたものを一晩置いて冷静な時に見返してみろ。恥ずかしいことやとんでもないこと書いてんぞ!という戒めです。
睡眠は記憶を整理する大事な役割を持っています。
十分な睡眠をとることでストレスが減り、記憶が整理されると不思議と悩みもすっと落ち着いたりすることはよくあります。
私も何か考え事があっても「んー、今日はとりあえず寝っぺ。」という感じで寝て次の日に回すことがよくあります。
次の日に回せば、「ま、深く考えてもアレだし、とりあえずこれがベストっぽいよね。」という感じであっさり考え事が解決してしまうことはよくあります。
ストレス軽減と記憶の整理ができれば心を落ち着かせられます。
寝ることは誰にでも出来る簡単で最強な心を落ち着かせる方法です。
まとめ
心理カウンセラーの私、ゴリ先生も実践している心を落ち着かせる方法は誰にでもできるコストのかからないものばかりです。
- 不安な気持ちをノートに書き出す
- 自分に共感する
- 「自分はできる」と声に出して言う
- 人に相談する
- 寝る
生活の中でちょっと意識して、思い出した時に出来ることばかりですよね。
なんだこんなことかよ、的な感じもあるかもしれませんが、使いこなせば結構無敵のメンタルになれるんじゃないかと思います。
私もまだ修行中です!
心を落ち着かせる方法が身につくことで毎日はもっと楽になるはずです。
一緒に頑張りましょう!
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