どうも、ゴリ先生です。
普段から何か不満があるわけではない、でもなんとなく寂しさや孤独感を感じる。
そんな時はありませんか?
ハッキリした原因があるわけではないけれど、何か心の中に足りないものがあって気分が落ち込んでしまうというのはよくあることです。
「理由はわからないけど寂しい」感情の正体
人は他者とのコミュニケーションで自分の存在を感じることができ、安定した感情を保つことができるようになっています。
誰とも話さず、誰とも触れ合うことの無い生活は想像しただけでもヤバそうっすよね…
例えば、同僚や上司との仕事の会話もコミュニケーションの一つですし、コンビニのレジでのちょっとした会話も立派なコミュニケーションです。
こうしたコミュニケーションに囲まれて私たちは生きています。
会社では同僚と会話もするし、コミュニケーションがゼロでは無いのに寂しい。そんな感情になるのはなぜでしょうか。
その原因は「交流」の不足
理由もなく寂しいと感じてしまうのは心を通わせた人との交流が足りないことが原因です。
- 小さな子どもの育児をしている主婦
- 職場と自宅の往復になってしまっているサラリーマン
- 進学や就職で新しい環境になった人
こうした人は特に人と心を通わせた親密な交流が減りやすく、理由なく寂しい気分になってしまいやすい環境といえます。
心理学的な交流の種類
心理学における交流分析という手法では人との交流は6つに分類されます。
- 引きこもり
人との関わりが少なく、コミュニケーションによって傷つくことはありませんが、度が過ぎると心身に影響が出る場合もある。 - 儀式
挨拶や集団の中での1人など存在はしているが、他人との関わりは薄い。
交流を持つことは出来るが、密度は低い。 - 活動
職場での上司・同僚との関わりや、町内会などの地域活動での関わりなど目的をもった交流。 - 雑談
目的のない会話。悪く聞こえるかもしれませんが、息抜きになりストレス解消にもなる。 - ゲーム
足の引っ張り合いなど、不快な結果に終わる交流。家族内など深い関わりの人と起こる。反抗期の子どもと親のやりとりのような交流。 - 親交
互いに尊重しあい、信頼し合う交流。親子や夫婦・カップルなど。
深い関わりだけに覆った時のリスクは大きい。
特に思い当たる原因は無いけど、何か寂しい気がするという時はこの中の「活動」「雑談」「親交」の交流が不足していて心の充足感が感じられていない可能性があります。
自分の「交流」を振り返ってみる
原因不明の寂しさを感じるなら、自分の1日の交流がそれぞれどのくらいの割合になっているかを振り返ってみましょう。
例:30代・独身・会社員のAさん
引きこもり:20%
儀式:20%
活動:50%
雑談:5%
ゲーム:3%
親交:2%
一日の大半を「活動」に使っている。思えば毎日家と会社の往復で、週末は寝てばかり。これを期に次の週末はちょっと友達に連絡してみてたまには食事にでも行ってみようか。
という感じで振り返ってみると意外な気づきがたくさん得られます。
割合にして考えることで感覚もつかみやすくなりますし、客観的にも考えやすくなり、対応策も導きやすくなることが期待できます。
「親交」の交流ハードル高ぇ…
と思いますよね。私も思います。
彼氏とか彼女とか、旦那とか女房とかいねーわ!という場合は、オトン・オカンです。
親孝行しましょう。
両親を旅行に誘うとか、たまに帰省して顔を見せるとかできることはいっぱいあるはずです。ちょっと電話で話すだけでも喜んでくれるでしょ?
オトン・オカンもダメなら、植物を育てましょう。
植物を可愛がって話しかけて甲斐甲斐しく世話をしましょう。
研究の結果から、植物を育てることでも幸福ホルモンのオキシトシンが分泌されることがわかっています。
寂しさを埋める具体的な方法についてはこちらの記事でも解説しています。
あ、ペットでももちろん大丈夫です。
ペットいたら寂しくないかと思って忘れてました。
雑談を増やせば寂しさを紛らわせる
理由なく寂しいと感じてしまう、その対処法としては「雑談」を増やすことが有効です。
とはいえ、日常の中で雑談できる相手がいないということも往々にしてあるでしょう。
そんなときに使えるサービスもあります。
ココナラの話し相手・愚痴聞き
ココナラの話し相手・愚痴聞きサービスは、文字通り話したい人に対して電話で話を聞いてくれる人がサービスを提供しています。
カウンセラーの資格を持つ人や元教師、スナックのママ、元ホストなど聞くスキルを持った人がサービスを行っています。
1分100円〜で使った分だけなので、10分だけといった使い方も可能です。
いきなり電話はちょっと…
そんな人にはチャットで話を聞いてくれるサービスもあります。
LINEと同じ感覚で悩みや雑談ができますよ。
たかが雑談と思うかもしれませんが、寂しさは人と話して解消するのが一番です。
他愛のないことだけど、とても癒やし効果がありますよ。
まとめ
人は理由がわからないけど寂しいと感じるときは「雑談」「親交」の交流が不足しているケースが多いです。
自分の1日の6つの交流をそれぞれ割合で分けてみて、自分の交流がどういう傾向があるかを可視化してみましょう。こうすることで、客観的に自分に足りていない部分が見えやすくなり、対策も容易になります。
一番ハードルの高い「親交」は親孝行をする・植物を育てることで心穏やかにすることができます。
ぜひやってみてね!
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