どうも、ゴリ先生です。
幼稚園や保育園、小学校、中学校などでの子どもの生活を見ていて「いつも自信がなさそうにしている…」と気になることはありませんか?
私の息子もどちらかと言えば大人しく、みんなの後ろについていくようなタイプで何をするにもどこか自信なさげな姿に映りました。
小学校のスポーツチームではキャプテンをやり、中学でも副キャプテンをやらせてもらっていますが、ぐいぐいリーダーシップを発揮してみんなを引っ張るタイプではありません。
そんな姿をちょっともどかしく思ってしまうことは自分自身あります。
子育てをしていく中ではこうした「もっと自信もってやったらいいのに!」と思うシーンは皆さんも経験があるのではないかと思います。
自信がないことは悪いことばかりじゃない
なぜ、自信をもって取り組むことができないのか。
大きな要因はその子が持つ個性や性格です。
自信がない子というのは慎重な子や真面目な性格の子に多いです。
慎重だったり真面目だったりするから、いろいろなことを考えてしまって「大丈夫かなぁ。不安だなぁ。」というのが表情に出てしまうんですね。
これは裏を返せばそれだけ目の前の問題や課題に真剣に向き合っているからこそ起こる感情です。
真剣に向き合っている勇気を認めてあげる
自信のない子は慎重で真面目です。だからこそ自信を持てずに悩んでいることも多かったり、親としても心配になってしまいます。
こんなときに親ができることは真剣に向き合っているという勇気を認めてあげることじゃないかと思います。
こうしたらいいというアドバイスをするのは簡単です。
ですが、アドバイス通りに子どもがやっても子どもの自信につながることはきっとありません。
困ったときに親の言うことだけを聞いていればいい子どもにはなってほしくないですよね。
子ども自身が考えて行動できる子になってほしいと願っていると思います。
自分で考えて、やってみて、失敗したら別の方法を考える。
この繰り返しをそっと見守ってあげることが子どもの成長には欠かせません。
そのチャレンジをそっと後押しするような形で「一生懸命自分で考えて向き合ってるんだからすごいよ!」と認めてあげるそれが子どもにとっても嬉しい後押しになるのではないでしょうか。
できると信じていると伝える
向き合っていることを認めてあげることと同時に、「私はあなたができるって信じてるよ」という言葉をかけてあげてください。
君ならできるよ、と優しく背中を押してあげるんです。
後ろで誰かが見守ってくれることってすごく心強いものです。
見守ってくれるだれかがいるから、子どもも思い切って取り組むことができるんです。
「できると信じてるよ。」の一言が子どものチャレンジ精神を後押ししてくれるはずです。
結果はどうあれ向き合ったこと・挑戦したことを認める
スポーツでは勝敗がつきます。勉強でもテストの点数がつきます。
思っていた結果を残せるか、残せないか白黒つくことも多いでしょう。
親はその結果に左右されずに改めて問題に向き合って、チャレンジしたそのことを認めてあげるだけでいいと思います。
もちろん試合に勝ったり、テストでいい成績を残せれば子どもも親も嬉しいでしょう。
ですが、試合に負けたり、テストの成績が思ったような結果じゃなければ怒りを子どもにぶつけることはより自信を失わせる行為です。
子どもに自信を持ってもらいたいと思っているなら、「緊張したけど頑張ったね!難しいことに挑戦してすごいと思うよ!」とねぎらってあげましょう。
それが次の課題への向き合い方や挑戦する気持ちに向かわせてくれるはずです。
自信がつくと自己肯定感も高まる
自信がない子に親が正面から向き合っていることを認めたり、挑戦したことを讃えたりすると子どもは不安に立ち向かう力が身につき、自己肯定感も自然と高まります。
向き合うこと、挑戦することを認める方法は自信をつけさせることに対して、即効性のあるやり方ではありません。
やればすぐ自信がない子が変わるわけではないですが、自信が持てるように後ろから見守ることを続けていくことでだんだんと子どもも変わってくるはずです。
親としても注目する点を試合の勝ち負けや活躍したかどうか、テストで良い点を残したかどうかということから、課題に向き合っているか、挑戦しているかという視点に変えていくことが必要です。
子どもが変わることを期待するのですから、親も変わらなければいけません。
毎日のちょっとしたことから意識づけして継続していくことが重要です。
親子で少しずつ成長できるといいですね!
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