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「練習しないならやめなさい」は禁句!それでは子どものやる気は出ません

「練習しないならやめなさい」は禁句!それでは子どものやる気は出ません子育て

どうも、ゴリ先生です。

お子さんは何か習い事やスポーツをやっていたりしますか?

親としてはいろんなものを体験して何かを学んで欲しいという思いでお子さんに習い事やスポーツに通わせているんじゃないかと思います。

そんな親御さんから多く聞かれる悩みが「家で練習しないんです。」という声。

お母さん
お母さん

「全然練習しないし、やる気がないんじゃないかと思って、練習しないならやめたら?」と言ってみたんですが、「辞めない。」って言うので意味がわからなくて。

とこぼされる親御さんがいます。

なぜ子どもは家で練習しない、でも習い事は辞めないのか。どうしたら子どものやる気に火をつけることができるのか、これまでのカウンセリングをしてきた経験から見えてきたものを紹介します。

同級生に離されても、下の学年の子に抜かれても練習しない

相談にやって来た方の息子さんは、少年野球をやっていました。小学校1年生の秋からお友達に誘われてチームに入ったそうです。

週末の練習は休まずに行くそうです。

ですが、たまに練習の様子を見に行っても、同じような時期に野球を始めた子は普通に捕れるのに、息子さんは半分くらいはミスしてしまい、ちょっと上達が遅いとお母さんは感じているようでした。

野球を始めてから2年経って、低学年主体のチームでの試合も行われるようになったそうですが、息子さんは試合に出たり、出なかったり。

下の学年の子はフル出場しても、息子さんは代打で1打席だけというような状況だったそうです。

そんな状況が悔しくて、「もっと練習しなさい!」と強く言ってしまうこともしばしばあり、お母さん自身のストレスにもなっている様子でした。

お母さんはもっと本人に自覚を持ってもらいたい、もっと一生懸命やって欲しいと考えていたようですが、当の息子さんは家での練習は言われないとやらない、やっても短時間だけでだんだんと家の中もギスギスとした空気になっていったそうです。

”練習しない”=”やる気がない”ではない

私はそこでお子さんの様子をもっと詳しく聞いていきました。

  • 練習日はどんな様子で練習に向かうのか
  • 練習しているときのお子さんの様子はどうか
  • 練習後のお子さんは今日あったことを話してくれるか
  • 今日会ったことを話すときのお子さんはどんな様子か

こういったことをじっくりとヒアリングしていきました。

このヒアリングから見えてきたお子さんの姿は、練習は前向きに通っていて、練習時の様子もチームメイトと楽しそうに練習をしているし、チームメイトの練習する姿を見て一生懸命励ましている。

家でも、練習の出来事を話してくれていて、どんな練習をしたとか、その練習でチームメイトがすごく上手だったとかそういった話を楽しそうにしてくれる、頑張っている野球少年の姿でした。

ゴリ先生
ゴリ先生

話を聞けば聞くほど、本人は一生懸命やっていて、とてもやる気が無いとは思えないとは思えませんでした。

ただ、お母さんは上達すること、試合に出ることへのこだわりが強く、やるからには上手くならなきゃ意味がないと考えているようでした。

上手くなるだけが習い事目的ではない

私はお母さんから聞いた話を客観的に見ていくと

お母さん:やるからには上達することが最優先。他の子との差を埋めるべき!
息子さん:みんなと練習するのが楽しい!みんなの頑張っている姿を見るのも好き!

と、それぞれの向いてる方向が違うことが見えてきました。

そこでお母さんとさらにカウンセリングを行い、息子さんのやりたいこと・楽しいこととお母さんの求める息子さん像の違いを認め、ギャップを埋めるためのお母さんにできることをお伝えしました。

数回のカウンセリングを経て、お母さんもやる気がない!とストレスを感じることも減り、息子さんも変わらずに練習を楽しんでいるようです。

お母さんは自分の思いを我慢して押さえつけるのではなく、習い事(特にスポーツ)はそれ自体が上達すること以外にも学べること、身につけられることがたくさんあり、今回のお子さんは仲間と一緒に楽しむというスポーツの醍醐味を存分に感じているという新たな視点を得ることで問題を解決することができました。

こうした新たな気づきを得てもらうことができたのはカウンセラーとしても非常に嬉しい思いでした。

カウンセラーは問題を解決する方法を一緒に考えるのが仕事

今回のケースの場合、お母さんはやるからには上達することは必須、試合で活躍することが目的という考え方でした。

一方でお子さんは楽しんで練習をやっていたようですので、お子さんを変えるためにどうしたらいいかではなく、楽しんでいるお子さんをどうしたら素直に応援することができるようになるかという視点で問題解決のアプローチを行いました。

人間は一人で考えていると視野が狭くなって、考え方の柔軟性も失われてしまいやすい傾向があります。

ゴリ先生
ゴリ先生

一人で考えている人ほど「〇〇に違いない!」と根拠もないのに思い込む傾向が強くなります!

カウンセラーは一人ひとりが抱えている問題に対して話を聴き、問題を解決するために一緒になって考えるスペシャリストです。

ゴリ先生
ゴリ先生

相談する(特に見知らぬカウンセラーに)ことは相当にハードルの高いことですよね。

今回のケースでも旦那さんに相談すれば良かったんじゃ?と思う人もいるでしょう。

でも旦那さんはカウンセリングのプロでもなければ、まともに話を取り合ってくれないかもしれません。正論だけをぶつけられてもっとイヤな気持ちになっていたかもしれません。

ゴリ先生
ゴリ先生

夫婦ではあるあるですよね。

カウンセラーは聴くプロです。大きなストレスを抱えたまま生きることはとてもしんどいこと。
話すだけでも気分がスッキリすることもありますし、実際ストレスは減らせます。

一人で悩まず、カウンセラーに相談してみることも考えてみてくださいね!

ゴリ先生のLINE公式アカウントではブログでは公開していない心理カウンセラー視点での問題解決方法や心理テクニックを公開中!

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