ちょっとした失敗をしてしまって、気持ちが暗くネガティブ思考になってしまう。
誰にでもあることですが、大事なのはネガティブになった状態を続けないことです。
この記事ではネガティブになってしまうことが多い人に向けて、ネガティブな気持ちを振り払い気持ちを落ち着けるためにはどう対処したら良いかを紹介します。
ネガティブになってしまう原因
人間関係のストレス・悩み
ネガティブになってしまうことの大半は人間関係のストレスや悩みだと言われています。
仕事や学校、家族など他人と関わっていかなくてはなりません。
その中には気の合わない人や、怖い人もいますよね。
その中でトラブルがあったり、気が合わない人がいたりしてストレスや悩みを生んでそれがネガティブになってしまう原因となってしまうのです。
あなたが気持ちが落ち込んだとき、ほとんど誰かの顔が浮かびますよね。
人間関係のストレスや悩みというのはそれくらい多いネガティブの原因なんです。
疲れ・睡眠不足
人間は疲れていると、ネガティブになりやすい傾向にあります。
仕事から疲れて帰って来たのに、山のような洗濯物があってやらなきゃいけないとちょっとイライラした気持ちになったりしますよね。
それに似ています。疲れがあると悲観的に物事を捉えやすくなります。
同じように睡眠不足もネガティブ思考を生みやすくします。
人は寝ている間に記憶を整理する仕組みがあります。
睡眠不足になると記憶の整理がしきれなかったり、記憶の整理するのに脳が目いっぱい働いて休む時間が取れなかったりして脳が疲労をためた状態になってしまったりします。
脳が疲れているとネガティブになりやすくなってしまうのです。
未来への漫然とした不安
自分はこのままでいいのかな…こんな不安は誰でも持っています。
学生であれば進学や就職、社会人ならキャリア、女性なら結婚や出産など先の見えないものに対してどうしても不安を感じてしまうことは誰もが経験したことがあるでしょう。
こうした悩みもネガティブになってしまう原因になります。
ネガティブになってしまう人に共通すること
ネガティブになってしまう原因はたくさんありますが、ネガティブ思考に陥りやすい人にはいくつか共通点があります。
真面目で正義感や責任感が強い人
何事にも真面目だったり、正義感や責任感が強い人は悩みやストレスを真正面に受け止め、1人で抱えてしまいやすい傾向があります。
特に「〇〇すべき」「××しなくちゃいけない」と考えてしまうことが多い人は要注意。
こういう思考をしてしまう人は自分自身を心理的に追い込みやすく、できないと「自分はなんてダメなんだ…」と考えてしまいがちです。
過去と結びつけてしまう人
何か悪いことがあると「いつもこうなんだよなぁ…」と考えてしまう人いますよね。
お出かけするとよく雨が降るという人なんかはいい例かもしれません。
楽しみにしていたおでかけの日に限って雨が降ると「いつも雨が降るのよね…」こう考えてしまう人はそういう傾向があるかもしれません。
きっとおでかけのときに天気がいいときだってあったはずです。
特定の過去に引きずられて悪い方向に考えてしまう癖がある人はネガティブ思考になりやすい人の可能性があります。
ネガティブな気持ちから心を解放する方法
ネガティブな気持ちというのは不意に出てくるもので、自分自身でコントロールするのが難しいものです。
ですが、ネガティブな気持ちへの対処法を知っておくことで、ネガティブ思考が出てきにくくなったり、出てきてしまってもその気持ちを引きずることを少なくすることができます。
それでは早速見ていきましょう。
ネガティブ改善方法その1:自分の気持ちに耳を傾ける
ネガティブになってしまっている時というのは何か悲しいことがあったり、自分にとってショッキングな出来事があったりして気持ちが落ち込んでしまっていることがほとんどだと思います。
そんな時に「クヨクヨしたって仕方がない!もっと頑張らなきゃ!」と思っても気持ちの切り替えがうまくいかない経験をしたことがある人は多いでしょう。
ネガティブになってしまったら、素直に「自分は今傷ついているんだ」とか「自分は今悲しいんだ」と自分の気持ちに寄り添ってあげましょう。
気持ちの切り替えがうまくいかないのは自分の気持ちを否定してしまっているから。うまく気持ちを切り替えるにはまず自分が感じていることを受け入れることが大事なんです。
自分の気持ちを一番大切にできるのは自分だけです。ネガティブな気持ちを解消するためには自分の気持ちに耳を傾け、受け入れることが大切です。
ネガティブ改善方法その2:自分の思考を客観的に考えてみる
自分が今感じていることに耳を傾けて受け入れることが出来たら少し気持ちが落ち着くのを感じるでしょう。
ネガティブになってしまっている時はどんどん気持ちが落ち込む考えが出てきてしまうので、気持ちが落ち着くだけでも大きな違いです。
さらに一歩踏み込んで、冷静にネガティブの原因になっていることを考えてみましょう。自分の感情は入れずに客観的に考えてみることが重要です。
例えば「A先輩に挨拶したのに返事が無かった。自分は嫌われてるのかな…。」と悩んでいるとしましょう。
気持ちが落ち着いた状態でこのことを考えてみると、「ボーっとしてたから考え事をしながら歩いていたのかな。」とか「午後は一度話もして普通だったし、午前中の会議でナーバスになっていたのかな」などと視野を広げて考えることができるようになります。
人間は挨拶を返してくれなかったという些細な事でも何かと関連付けて拡大解釈をしてしまったり、思い込みをしてしまうということはよくあります。
ネガティブになってしまうときはそういう傾向がより強く出やすいため、一度気持ちを落ち着かせた上で客観的に考えてみましょう。
いろいろな視点から考えてみることで自分の思い込みに気づくきっかけになりますよ。
ネガティブ改善方法その3:自分の気持ちを誰かに話してみる
これまでは自分1人でネガティブの原因と向き合って対処する方法を紹介しました。
もちろんこれを行うことで落ち込みにくくなったり、気持ちをリフレッシュすることも可能です。ですが、どうしても自分の中で消化しきれない問題や悩みもあります。
そういったときにはやはり誰かに相談して自分の気持ちを聞いてもらうのが有効です。
心に抱えているものを言葉にして出すことでストレスが軽減されるからです。
話してスッキリした!という経験ありませんか?
問題自体が解決していなくても、心に抱えていたものを誰かに聞いてもらうことで、気持ちが楽になれるんです。
思い切って自分の悩みを誰かに聞いてもらうことは自分の心の余裕を作る上でとても大事なことなんです。
自分の心の内を知り合いに話すのは抵抗があるのであればカウンセラーに相談するのがおすすめです。
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